今更ですが、
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本を読みました。
本を読んだ第一の感想としては、
これが世界一になるべくしてなるべくなった男だなと感じましたね。

私は中学・高校とテニス部だったため、
ある程度テニスの選手にも詳しいため、ジョコビッチという選手が
どれだけのテニスプレーヤーなのかというのは分かっています。
それでもこの本を読んで、驚きと感動の連続でした。
ジョコビッチの父親は、スキー選手だったそうです。
セルビアはテニス大国ではありません。
なぜテニスを始めたのか?
作中ではこのように書かれています。
ほとんどの人は、人生で何をしたいのかを6歳で決めることは無いだろう。
でも私は決めていた。
13年前、セルビアの山岳地帯にあるコパニオクという街で両親がやっていたピザ屋の小さなリビングルームで、
私は、ピート・サンプラスがウィンブルドンで優勝する姿を見て、心に誓ったのだ。
「いつの日か、あそこで優勝するのはボクなんだ」と。
引用元:ジョコビッチの生まれ変わる食事
著者:ノバク・ジョコビッチ
この文章を読んだ時に鳥肌が立ちました。
もちろんジョコビッチの今の戦績があるからこそ、
重みがあって、かっこいい言葉になるわけですが、
6歳の時点で思い描いた夢を、
しっかりと叶えることができるというのは、とてつもないことですよね。
ジョコビッチは世界一になるために、たくさんの壁を乗り越えてきた
先述させて頂いた本のメインテーマは、
タイトル通り、ジョコビッチの食事にまつわる本です。
ジョコビッチは呪いにかかっていた?
しかし、声援は私の耳には届かなかった。聞こえるのは頭に響く不気味な音だけで、感じられるのは痛みだけだった。何かが鼻をつまんでふさいでいるようで、私の胸は締め付けられ、足にコンクリートを流しこまれたようだった。
作中で、19歳でクロアチアオープンの決勝戦に臨んだ際の
ジョコビッチの心境を綴った場面です。
上記のような現象が、
ジョコビッチを苦しめ、
トップ選手になるまでの道のりを苦しめることになります。
本作を読めば詳しい内容が分かりますが、
ジョコビッチを変えたのは"食事"でした。
ある食事の内容を変えることによって、
この現象を防ぐことを可能にし
世界のトッププレイヤーになることが出来たのです。
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気になる方は是非読んでみてください!
本人の体験談による話のため大変読みやすくオススメの本です。